ニュース 社会 作成日:2017年5月10日_記事番号:T00070466
台湾陸軍馬祖防衛指揮部(馬防部)の謝嘉康副指揮官が最近、タイ、マレーシアで中国側の人物と接触し、接待を受けていたことが分かり、橋頭地方法院検察署(高雄市)は9日、国家安全法違反の疑いで本人から事情聴取を行うとともに屏東県内の自宅を捜索した。謝副指揮官は保釈金10万台湾元(約38万円)で保釈された。10日付聯合報が伝えた。
謝副指揮官は旅行と称して何度も第三地を訪問していたという(9日=中央社)
謝副指揮官は今年初めまで参謀本部のミサイル指揮官を務めており、迎撃ミサイル「PAC3」や「天弓3型」などに関する重要な軍事機密を熟知する立場にあった。仮に謝副指揮官から軍事機密が漏えいしていた場合、米国との軍事協力にも微妙な影響が懸念される。
検察は同時に高雄市の退役軍人1人についても、中国側に情報提供を行っていた疑いがあるとみて、事情を聴いた。
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