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健康保険料、約14%引き上げへ


ニュース 公益 作成日:2008年4月28日_記事番号:T00007047

健康保険料、約14%引き上げへ

 
 行政院衛生署健康保険監理委員会は25日、全民健康保険の財源不足を改善するため、保険料の加入者負担率を現在の4.55%から5.18%に引き上げるとした中央健康保険局の提案を了承した。原案通りに引き上げが決まれば、月収3万2,000台湾元(約11万円)以上の勤労者や教職員(第1類加入者)の場合、毎月の保険料負担額は現在の437元から497元に改定される。上げ幅は平均で13.8%。

 中央健康保険局は今年3月末時点で130億元の赤字に陥っており、同局は「衛生署や行政院が提案を認めなければ、損失は年内に200億元に達する」として、保険料率引き上げの必要性を訴えた。

 加入者負担率は1995年の制度発足時に4.25%とされた後、2002年に4.55%に引き上げられていた。