ニュース 電子 作成日:2017年5月11日_記事番号:T00070479
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が10日発表した4月売上高は691億9,000万台湾元(約2,600億円)で前月比6.3%減、前年同月比1.5%増だった。同社は、第2四半期最初の4月はもともと需要が少なく、減収は予想通りと説明した。10日付経済日報などが伝えた。
同社によると、取引先が例年通り第1四半期に在庫を積み増しため、4月は反動で出荷台数が約270万台と前月比27%減少した。しかし、第1四半期の販売好調により、1~4月連結売上高は前年同期比11.9%増で増収を維持している。同社はあす12日に開く業績説明会で第2四半期の展望を明らかにする。
また、同社は為替リスク回避対策で定評がある。台湾元の対米ドル相場が上昇しノートPC受託生産各社が予想外の多額の為替差損に苦しむ中、クアンタの第1四半期業績の内容が注目される。
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