ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

コンパルQ1減益、為替損失と楽視網の貸倒引当金で


ニュース 電子 作成日:2017年5月11日_記事番号:T00070480

コンパルQ1減益、為替損失と楽視網の貸倒引当金で

 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が10日発表した第1四半期純利益は10億7,300万台湾元(約40億5,400万円)で前期比59%減少、前年同期比33%減少した。為替損失16億4,000万元に加え、資金繰りの悪化が伝えられる中国の動画配信大手、楽視網信息技術(LeEco)の貸倒引当金6億8,800万元の計上が響いた。11日付経済日報が報じた。

/date/2017/05/11/01compal_2.jpg陳総経理は、モバイル端末の受注見通しが改善していると話した(10日=中央社)

 第1四半期連結売上高は1,874億2,800万元で前期比15%減、前年同期比6%増だった。PC出荷台数は910万台で前年同期比16%増加した。楽視網の売掛金は約40億元と、昨年第3四半期の82億元より減少した。

 陳瑞聡総経理は、顧客の新製品発売を受け、コンパルの第2四半期のモバイル端末出荷台数は前期比5割増え、下半期は上半期より良くなると予想した。ノートPC出荷台数は1桁成長の見通しだ。