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台プラ越製鉄所、5月下旬の火入れに許可


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年5月11日_記事番号:T00070484

台プラ越製鉄所、5月下旬の火入れに許可

 ベトナム天然資源環境省は10日の省庁間会議で、台塑集団(台湾プラスチックグループ)が同国北中部ハティン省に建設した大型製鉄所、フォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)の試験生産を承認し、1号高炉で今月20~30日の間の1日、火入れを行うことを許可した。現地メディアの報道を基に11日付工商時報が伝えた。

 なお、台プラグループが先ごろ、同製鉄所に対し10億米ドルの増資を行うと発表したことに関連して、ベトナムの国営航空会社、ベトナム航空が出資するとの観測が出ている。

 観測に対し台プラグループは、増資は2段階に分けて行い、第1段階の5億米ドルの増資は既存株主の中国鋼鉄(CSC)とJFEスチールが応じない場合、台プラグループ各社が引き受けると説明。生産状況をみて実施する第2段階の増資については、新たなパートナーから出資を受け入れる可能性があるが、現時点の交渉対象にベトナム航空は入っていないとして観測を否定した。