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統一、Q1は小幅増益


ニュース 食品 作成日:2017年5月11日_記事番号:T00070489

統一、Q1は小幅増益

 食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)が10日発表した第1四半期純利益は44億7,000万台湾元(約170億円)で、前年同期比2.9%の増益だった。本業の食品事業が好調だったものの、中国子会社の統一企業中国控股(ユニプレジデント・チャイナ・ホールディングス、統一中控)の6割減益が響いて小幅増益にとどまった。11日付経済日報などが伝えた。

 統一企業が45.4%出資している統一超商(ユニプレジデント・チェーンストア)は、第1四半期純利益が27億4,000万元で前年同期比12%の増益となり、統一企業増益の主な要因となった。

 一方、統一中控の第1四半期の純利益は1億7,000万人民元(約28億円)で、前年同期比59.7%の大幅減益となった。

 統一企業は、統一中控の大幅減益の理由として、市場の需要に合わせて戦略的に在庫調整を行った結果、設備稼働率が低下して売り上げが減ったことと、および原材料価格の上昇を挙げた。ただ、業績の落ち込みは短期的な現象とみている。