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高速バスの価格競争激化、台北〜台中100元に


ニュース 運輸 作成日:2008年4月28日_記事番号:T00007049

高速バスの価格競争激化、台北〜台中100元に

 
 長距離バス会社の国光客運と統聯客運は28日より、台北~台中の高速バスの平日運賃を、片道100台湾元(約345円)に引き下げた。値下げ幅は約35%。新運賃は月曜日の正午から金曜日の正午まで適用される。26日付中国時報が伝えた。
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 国光の李宏生董事長によると、台湾高速鉄路(高鉄)が3月末から運賃28~36%の割引を開始して以来、同社の乗客は10~20%減少したという。統聯の白徳存総経理は、ガソリン価格が据え置かれている限り、乗車率が7割を超えれば、運賃が100元でも赤字にはならないと説明した。

 このほか、国光は台北~嘉義線もこれまでの350元から160元に値下げし、統聯は台北~台南路線で420元を340元に、和欣は台北~高雄路線をこれまでの710元から35%減の460元に値下げするなど、他路線も大幅な値下げを行った。

 台北~台中では、和欣客運も28日より、片道運賃を56%値下げし168元とした。