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期限改ざんの維格餅家、購入額の5倍を返金


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年5月11日_記事番号:T00070491

期限改ざんの維格餅家、購入額の5倍を返金

 パイナップルケーキなどで知られる菓子店を展開する維格餅家の五股夢工場店(新北市五股区)で、保存期限を改ざんした商品が販売されていた問題について孫国華同社董事長は10日、改ざんがあった商品のレシートや外箱を持参すれば購入額の5倍の返金または購入量の5倍の商品交換に応じると表明した。11日付自由時報が報じた。

/date/2017/05/11/11pine_2.jpg期限改ざんを受けて、桃園国際空港内の店舗では販売を停止。返金および商品交換手続きは受け付けている(10日=中央社)

 衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)の調べによると、改ざんがあった商品の箱には「EXP」と表示されてことが分かっており、孫董事長は同様の表示がある箱を持参すれば返金、交換に応じると語った。また今年1月1日以降に同店で購入したその他商品についても等価で返金、交換に応じる。なお現在、他店に対しても調査を進めているが、現時点で改ざんは見つかっていないという。

 今回の期限改ざん行為については、孫董事長の妻で五股夢工場店の蕭詩錦協理が主導したとみられるが、同社は同日「改ざんは従業員の個人的行為」と釈明した上で、蕭協理を含め違法行為に関わった従業員を停職処分としたことを明らかにした。

 しかし、これについて消費者からは「董事長の妻が行ったことを従業員の個人的行為とは呼べない」などと批判の声が上がっている。