ニュース 商業・サービス 作成日:2017年5月11日_記事番号:T00070492
訪台中国人観光客の激減を受けて、台湾土産として人気のパイナップルケーキの製造を免税店などから請け負う彰化県の食品メーカーでは、受注量がほぼ半減している。11日付聯合報が報じた。
彰化県秀水郷のパイナップルケーキメーカー「旺梨小鎮」は、50軒以上のパイナップル農家と契約を結び、台湾域内の消費者や個人旅行者をターゲットに「土鳳梨酥」と呼ばれる100%パイナップルのあんを使用したパイナップルケーキを自社ブランドで販売しているほか、免税店向け商品の生産も受託している。
従来は毎月100万台湾元(約380万円)の売り上げがあったそうだが、購買力の高い中国人観光客が減った影響で、現在では免税店向けの受注量が半減しているという。
また彰化県芬園郷の県道139号線沿いにはパイナップル畑が広がっており、「微熱山丘(サニーヒルズ)」など多くのパイナップルケーキ・ブランド向けに出荷しているが、現在の作付面積は100ヘクタールと以前に比べ30ヘクタール以上削減されている。
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