ニュース 電子 作成日:2017年5月12日_記事番号:T00070503
液晶パネルメーカーの中華映管(CPT)は11日、第1四半期の本業のもうけを示す営業利益は12億5,500万台湾元(約47億円)で、2四半期連続で営業利益を維持できたと発表した。子会社、凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)の売却益と為替差益で計7億5,400万元の営業外収益があり、同期純利益は18億3,600万元。純利益も4四半期連続となり収益力が安定してきた。12日付工商時報が伝えた。
第1四半期の売上高は90億6,600万元で前期比18.38%減少したが、粗利益率は31.99%、営業利益率は13.84%を維持した。第1四半期減収は、営業日数の少なさと生産ラインの定期保守点検が原因と説明した。
同社の主力製品である中小型パネルは、スマートフォン向けで中国メーカーの在庫が拡大。また、取引先の多くがアスペクト比18:9製品に転換中であることも、今年上半期の出荷減少につながった。3月に始まった値下がりは、5~6月出荷分も続いており、第2四半期業績に影響する恐れがある。
中華映管は、車載用の出荷を増やすなど、製品構成の調整によってスマホ用の値下がりの影響を最小限に抑える方針だ。
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