ニュース 電子 作成日:2017年5月12日_記事番号:T00070504
鴻海精密工業は11日、2016年の業績に基づいて今年は1株当たり4.5台湾元(約17円)の配当を行うことを決めた。初めて全て現金配当とし、配当額は前年を0.5元上回り過去最高となる。配当総額は約780億元で前年比24.8%増。11日株価を基に計算すると、配当利回りは4.3%だ。12日付工商時報が報じた。
鴻海は、キャッシュフローが6,000億元あり、資本や株式管理の観点から株式分割による配当は行わず現金配当のみにしたと説明した。証券会社は、個人株主に現金配当を望む傾向が強いことを反映した側面もあると指摘した。
一方、鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が今年獲得する配当金は72億9,800万元と、上場・店頭公開企業の株主で最高額となる。2位は広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の林百里(バリー・ラム)董事長で、配当金は14億6,000万元と約5倍の差がある。
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