通信キャリア最大手、中華電信はきょう12日午後９時まで、月額599台湾元（約2,300円）の第４世代移動通信システム（４Ｇ）使い放題プラン申し込みを受け付ける。新規契約、他社からの乗り換え（ＭＮＰ）が対象で、台北市、新北市新店区、汐止区の直営店限定だ。12日付工商時報が報じた。
中華電信は、競争の激しい特定地域での期間限定プランと説明した。同社の４Ｇユーザーは712万1,000件と増え続けているが、モバイルユーザー全体では1,076万件と、昨年末の1,080万件より減少したため、同プランを投入したとみられる。
通信キャリア大手３社は昨年、月額699元以下の４Ｇ使い放題プランを投入し、その後も期間延長が続いている。中華電信は今年３月３～４日にインターネット限定で、月額499元の４Ｇ使い放題プランを投入し、２万件の申し込みがあった。一方、台湾大哥大（台湾モバイル）と遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）はネットショップで月額599元の４Ｇ使い放題プラン申し込みを受け付けている。
