ニュース 機械 作成日:2017年5月12日_記事番号:T00070509
東元集団(TECO)は11日、フィンランドの電動パワートレインメーカー、ビセドと、船舶用および自動車用高効率モーターや駆動システムなどの生産で協力することで提携を結んだ。当面は東南アジアの電動バス駆動システム市場でシェア3~5%、短距離電動フェリー推進システム市場でシェア10%の獲得を目指す。12日付工商時報が報じた。
ビセドが開発した電動パワートレインは今年初旬、高雄市鼓山区と対岸の島、旗津を結ぶフェリーに採用。これにより同フェリーはアジアで初めてのハイブリッドフェリーとなった。
TECOとビセドは今後、高雄市のフェリーと同様の駆動システムをTECOの生産能力を利用してアジアで大量に生産し、東南アジアや中国向けに販売したい考えだ。
TECOはアジア太平洋地域は電動フェリーや電気自動車(EV)の成長が世界で最も期待できる市場と好感しており、特に中国EV市場の商機は1兆台湾元(約3兆8,000億円)に達するとして、いち早く市場での地位を固めたいとしている。
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