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永豊金控、100億台湾元の増資計画


ニュース 金融 作成日:2008年4月28日_記事番号:T00007051

永豊金控、100億台湾元の増資計画


 永豊金融控股は25日、2種類の特別株(優先株)発行による総額100億台湾元(約345億円)の増資計画を取締役会で決議した。合併以来3年間で最大の資金調達となる。26日付工商時報が伝えた。

 同社は増資実施の目的として、財務基盤の強化、自己資本比率の引き上げ、今後の運転資金確保の3点を挙げた。増資の目的には、中国の銀行への出資に向けた財源確保も含まれるもようだ。同行は中台間の金融市場開放をにらみ、顧客が集中する華南、華東地区で都市部の地方銀行への出資を検討しているとされる。

 新株の大半は、株主権益の希薄化を回避するため、議決権が制限される「乙種特別株」となる見通し。調達額の内訳は甲種特別株で90億元、乙種特別株で10億元となる。