ニュース その他製造 作成日:2017年5月12日_記事番号:T00070511
自転車最大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)が11日発表した第1四半期の連結売上高は135億900万台湾元(約509億円)で前年同期比5.9%減、台湾元の上昇で為替差損が発生し、純利益は5億1,600万元と前年同期比39.6%の大幅減となった。12日付工商時報が伝えた。
同社の第1四半期の自転車販売台数は約116万台。海外子会社の販売は、台湾元高の影響を除くと欧州と米国は好調。日本とオーストラリアは微増、中国は小幅な減少だった。台湾は天候不順の影響を受けた。
同社によると、欧米市場は今年、電動アシスト自転車「e-Bike」がけん引役となり、堅実な伸びが期待できる。米国は、ライバル企業の在庫消化が一服したため、価格回復とともに販売が穏やに拡大しそうだ。米国でも今年からe-Bikeを投入し、好評を得ているという。
中国は、内需回復が見通せない上、同社が得意とする中高級自転車の人気も高まっていない。各地で拡大する自転車シェアリングも懸念材料で、同社は「中国子会社は損益均衡の目標に向け努力を続ける」と説明した。
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