ニュース 運輸 作成日:2017年5月12日_記事番号:T00070514
陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は、コスト削減に積極的に取り組んだ結果、第1四半期純損失が9億100万台湾元(約34億円)と、赤字が4分の1以下に縮小した。売上高は前年同期比11.56%増の302億5,400万元、貨物取扱量は112万8,000TEU(20フィート標準コンテナ換算)だった。12日付工商時報が伝えた。
同社は前年同期に35億5,600万元の赤字を計上していた。その後、昨年6月に就任した謝志堅董事長が主導した路線見直し、コスト削減などの経営改善策の成果で、昨年第4四半期から業績が改善し始めた。
5月からは米国路線で長期契約運賃が引き上げられ、第2四半期以降、さらに業績改善が見込める。海運業界で過去数年続いた調整局面が終わり、回復サイクルに入ったとの見方が示されていることも好材料だ。
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