ニュース 公益 作成日:2017年5月12日_記事番号:T00070516
デンマークの大手年金基金管理会社、コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)は11日、彰化県沖合3カ所における大規模風力発電所(ウインド・ファーム)の開発権獲得を単独で目指す方針を示した。同計画については先ごろ、永伝能源(台湾ジェネレーションズ)と台湾国際造船(台船、CSBC)が共同で設立した福海風力発電と、合弁会社を設立して開発権取得を申請すると報じられていた。12日付工商時報が報じた。
CIPにとって、アジア太平洋で初めての投資となる(11日=中央社)
同開発計画ははもともと、福海風力発電が開発権を申請していたが、投資額が1,800億台湾元(約6,800億円)と巨額に上ることからCIPに開発権を引き継ぐことを決めた。ただ永伝能源は今後、プロジェクト管理者としての役割を担うことを希望しているほか、CIPは台船と提携覚書(MOU)を交わしており、将来的に台船がメンテナンス業務を請け負うことになるという。
CIPは年内にウインド・ファーム開発に関する環境影響評価(環境アセスメント)審査を通過し、来年3月には建設許可を取得。早ければ2022年に商業運転を開始したいと表明した。ただ、別の台湾企業も同ウインドファーム開発権取得を目指しているとされる。
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