ニュース 政治 作成日:2017年5月12日_記事番号:T00070519
8月19日に開幕する台北ユニバーシアードに、中国が団体競技への不参加を決定したことが分かった。主催する国際大学スポーツ連盟(FISU)は、中国国内の競技と日程が重なったためで、政治とは無関係だと説明したが、中国側が中台関係の悪化を背景にボイコットを決めたものとみられる。12日付中国時報が報じた。
ユニバーシアードは11日に春季の代表団長会議を開催。中国、日本、韓国、欧米の各国など148チームが参加した。しかし中国代表は、同時に行われた球技9種目の組み合わせ抽選会を前に退席。抽選を放棄したことで同大会の団体競技への不参加が明らかになった。中国による団体競技不参加は初めてのことだ。
一方、個人競技に関しては6月から申し込みが開始されるため、現段階で中国が参加するか否かは分からない。
中国が団体競技への不参加を決めたことについて柯文哲台北市長は、参加することで発生する中台間のトラブルを避けるためではないかと推測。中国側に対し最大限の注意を払って安全を確保すると話し、参加を求めた。
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