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華南銀と国泰世華銀、中国支店の開設に意欲


ニュース 金融 作成日:2008年4月28日_記事番号:T00007052

華南銀と国泰世華銀、中国支店の開設に意欲

 
 華南金融控股と国泰金融控股は27日、馬英九次期政権下で金融業の中国投資規制の開放が行われれば、中国に銀行の支店を開設したいという意向を示した。28日付経済日報が報じた。

 華南金控の林明成董事長は27日、5月20日の政権交代後、中国での支店開設が開放されれば、深圳にある華南銀行の事務所を支店に格上げし、さらに、上海、アモイなどにも支店を開設したいと語った。現在の深圳事務所の顧客は、広東地区の台湾企業がほとんどだという。提携パートナーを募るかどうかについては検討中とした。

 国泰世華銀行総経理を兼任する陳祖培国泰金控総経理も同日、規制が緩和されれば必ず国泰世華銀の上海事務所を支店に昇格させたいと語り、「銀行子会社の設立」、「中国の銀行への出資」に比べて最も手続きが早く、また主導権が握れるためとした。上海事務所は既に設立して6年だという。