ニュース 社会 作成日:2017年5月12日_記事番号:T00070524
性犯罪や窃盗の罪で有罪判決を受け、昨年3月に仮釈放されていた蕭国昌受刑者(55)が10日、位置情報追跡用の電子足輪を切断し、居住地の澎湖県から逃走を図り、11日に台北市万華区内で身柄を確保され、刑務所に収監された。12日付中国時報が伝えた。
蕭受刑者(中)の台北滞在は1日足らずで終わった(11日=中央社)
蕭受刑者は澎湖県から船で嘉義県の港に渡り、さらに鉄道で台北まで北上。旅館に隠れているところを発見された。蕭受刑者は仮釈放中に毒物検査で陽性反応が出て、仮釈放が取り消されることを心配し、逃走を図ったと供述している。
蕭受刑者はこれまで婦女暴行、強盗などの犯行を繰り返し、1993年の仮釈放中に窃盗で逮捕された際、「1カ月間に9人を殺害した」などと自白。検察は蕭受刑者を殺人罪で起訴したが、起訴内容が本人の自白だけに頼っており、明確な証拠がないことなどから殺人罪については無罪判決を受け、強姦罪と窃盗罪で97年に無期懲役の刑が確定した。
法務部によると、これまでに蕭受刑者以外にも性犯罪者128人に電子足輪が装着されたが、これまでに足輪が破壊されたケースが11件あった。
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