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メディアテックのQ1売上高、世界4位に後退【表】


ニュース 電子 作成日:2017年5月16日_記事番号:T00070555

メディアテックのQ1売上高、世界4位に後退【表】

 市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下の拓墣産業研究院(TRI)が発表した世界のIC設計会社の第1四半期売上高ランキングで、台湾最大手の聯発科技(メディアテック)は18億900万米ドル(前年同期比0.3%増)で世界4位と、米エヌビディアの18億5,300万米ドル(60.3%増)に抜かれ3位から後退した。16日付工商時報が報じた。

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 TRIによると、人工知能(AI)の応用が急速に拡大する中、画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディアが大幅に成長した。一方、メディアテックは、期待されていた旗艦プロセッサー「Helio X30」がスマートフォン大手の新製品にあまり採用されず、第2四半期も厳しい状況が続く見通しだ。

 首位はアバゴ・テクノロジーズと合併したブロードコムで、第1四半期売上高は前年同期比38.7%増の41億1,600万米ドル。データセンターやネットワークインフラなどの通信チップ販売の急成長を受け、これまで首位だったクアルコムを抜いた。

 8位の聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)は3億5,200万米ドルで前年同期比0.5%減と、上位10社で唯一の前年割れとなった。