ニュース 電子 作成日:2017年5月16日_記事番号:T00070556
電子機器受託生産大手、英業達(インベンテック)が15日発表した第1四半期の純利益は前期比62%減、前年同期比44.9%減の6億7,800万台湾元(約25億6,000万円)で、過去17四半期で最低となった。台湾元高により為替差損が12億800万元と、前期の約8.2倍に増えたことが原因だ。16日付経済日報が報じた。
インベンテックの游進宝財務長は、第1四半期に6%以上の台湾元高となり、受託メーカーは大きな影響を受けたと説明。今後もリスクヘッジを続けると表明した。
第1四半期の連結売上高は前期比12%減、前年同期比5%増の997億5,500万元で、過去4四半期で最低だった。製品別の売上高構成比は▽パソコン・サーバー、79%(前年同期比4.1ポイント下落)▽通信製品、18%(5.6ポイント上昇)▽エネルギー関係、3%──だった。
游財務長は、第2四半期のノートPC出荷は前期より小幅成長、サーバー、モバイル端末は大幅成長と予想。為替と太陽光発電事業の強化が課題になると説明した。
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