ニュース 商業・サービス 作成日:2017年5月16日_記事番号:T00070566
統一超商(プレジデント・チェーンストア)とサザビーリーグ(本社・東京都渋谷区、角田良太社長)は、喫茶と雑貨の複合店舗「アフタヌーンティー」を台湾で展開している統一午茶風光(アフタヌーンティー台湾)の合弁を解消する。16日付経済日報によると、統一超商は、サザビーリーグと契約を更新しないことで合意しており、今後順次15店を閉店するとしている。
サザビーリーグ広報担当者はワイズニュースの取材に対し、契約満了に伴い、これまでの環境を考慮した上で合弁解消で合意したと説明した。アフタヌーンティーが台湾から撤退するかについては、「統一超商と協議し、調整して進めているところで、回答できない。今後、統一超商が正式に発表する」とした。
経済日報によると、百貨店関係者は、一部の契約は来年までだが、店舗の撤去を突然告げられたと明かした。太平洋崇光百貨(太平洋そごう)が通知を受けた他、新光三越百貨の台北南西店は既に、本館地下1階に移転し、雑貨販売の「アフタヌーンティー・リビング」のみに縮小している。
アフタヌーンティーは現在、太平洋そごう、新光三越の他、微風広場(ブリーズセンター)、統一時代百貨(ユニスタイル)などにある。昨年の売上高は台湾17店で10億台湾元(約38億円)以上。1店舗当たりの面積は60~70坪と広い。日系の百貨店は、サザビーリーグに対し単独運営を持ち掛けたが、回答は得られていないという。
統一超商は2008年からアフタヌーンティーを台湾で合弁で展開し、上海にも出店したが数年前に撤退している。
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