ニュース 金融 作成日:2017年5月16日_記事番号:T00070569
損害保険商品の1~4月インターネット販売は1億7,700万台湾元(約6億7,000万円)で前年同期比47.5%増だった。うち富邦産物保険が市場シェア42%、新安東京海上産物保険がシェア22%、明台産物保険がシェア13%と、上位3社で合計77%を占めた。16日付工商時報が報じた。
富邦産険は通常の保険料シェア22~23%より、ネット販売のシェアの方が高い。業界関係者は、定期的にネット販売の優遇キャンペーンや抽選キャンペーンを行ったり、春節(旧正月)や端午節(旧暦5月5日)限定の旅行傷害保険を販売するなど、マーケティングに積極的だと指摘した。
新安東京のネット販売は、自動車保険の優遇が多く、ドライバーに好評だ。明台産険は、昨年のネット販売が前年比3倍増だった。華南産物保険は1~4月ネット販売シェア7%で4位に転落した。
保険種類別では、バイク保険は1~4月ネット販売が5,850万元で61%増と、最も伸びた。自動車保険は8,800万元で40%増。旅行総合保険は2,840万元で47%増。昨年末に発売された傷害保険は308件で52万元にとどまった。富邦産険と新光産物保険しか販売していないためだ。住宅火災保険は853件、153万元で9.2%増と、最も伸びが小さかった。
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