ニュース その他分野 作成日:2017年5月16日_記事番号:T00070572
上場・店頭公開企業の第1四半期純利益が出そろい、1,600社余りと金融持ち株会社の自社決算を加えた合計は4,485億台湾元(約1兆7,000億円)と前期比21.2%減少、前年同期比25.7%増で、第1四半期としては過去2番目に高かった。台湾元高による為替差損の約1,000億元がなければ、第1四半期純利益は昨年第4四半期の5,690億元に次ぐ、過去2番目の高水準だった計算だ。16日付経済日報が報じた。
証券会社は、前期比での減益はアップルのスマートフォンiPhone7が出荷のピークを過ぎ、▽台湾積体電路製造(TSMC)▽鴻海精密工業▽大立光電(ラーガン・プレシジョン)▽和碩聯合科技(ペガトロン)──などサプライチェーンの利益が減少したためと分析した。
前年同期比での大幅成長は、▽群創光電(イノラックス)▽友達光電(AUO)──など液晶パネルメーカーの黒字転換、原材料やDRAM価格の大幅上昇、アップルのサプライチェーンの出荷が前年同期より良かったことが主因だ。
第1四半期純利益が最も多かったのは、TSMCで876億2,800万元、2位は鴻海で281億6,700万元だった。100億元を超えた企業は▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、226億元▽イノラックス、118億元▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、117億元▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)、108億元──。
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