ニュース 商業・サービス 作成日:2017年5月17日_記事番号:T00070589
ケーブルテレビ(CATV)大手、台湾寛頻通訊顧問(TBC)は17日、全面デジタル化を達成した。デジタル化に全面移行した台湾のマルチプル・システム・オペレーター(MSO)は初めて。17日付経済日報が報じた。
TBCは桃園市、新竹県、苗栗県、台中市でサービスを提供しており、ユーザー数は70万6,000件。昨年10月よりデジタル化への移行を進めており、TBC傘下の南桃園有線電視が最後にデジタル化を完成させた。
TBCの陳振珉執行長は、2020年の東京五輪開催時にユーザーは8K対応のセットトップボックス(STB)を通じて8K動画を楽しめるようになると予測。将来は統合型サービスがスマートホームの主流になると予想した。
TBCが所属するアジアン・ペイ・テレビジョン・トラスト(APTT)の管理会社、マッコーリーAPTTマネジメント(MAMPL)は、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)の呂芳銘董事長と同社親会社、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が4月中旬に買収手続きを完了した。TBCは今後、鴻海の提携パートナーの台湾大哥大(台湾モバイル)、台湾大哥大の関連会社でCATV大手の凱擘(kbro)と提携する可能性が高まった。
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