ニュース 政治 作成日:2017年5月17日_記事番号:T00070597
17日聨合報によると、蔡英文総統は就任1年の時点の世論調査の評価が前2代の陳水扁元総統(2000年就任)、馬英九前総統(08年就任)を下回っていることが分かった。TVBSの調査では、李登輝元総統が96年の第1回総統直接選挙を経て任期を継続してから1年後の世論調査の数字も下回っており、両メディアの調査を合わせると、蔡総統の就任1年時点の評価は歴代民選総統で最低となる。
聨合報の調査では、蔡総統に「満足」との回答は30%に対し「不満」は50%に上った。陳元総統も就任1年時点では「不満」が46%と高い割合だったものの、「満足」も45%と拮抗(きっこう)していた。馬前総統は「満足」が52%と過半で「不満」の33%を大きく上回っていた。なお、聨合報は国民党寄りで、民進党に厳しい調査結果が出やすい。
蔡総統の評価が最も低い項目は「経済発展」で、58%が「不満」と回答した。蔡総統就任後、経済が悪化したとの回答は39%に上った。「対中関係」も「不満」53%に対し「満足」23%と評価の低さが顕著だった。一方、蔡総統の進める改革項目では、「年金改革」が支持率58%と最も評価が高かった。
アンケート調査は5月12日から15日まで、成人1,084人を対象に行われた。
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