ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

裕隆日産の中国合弁、17年新車販売5%増へ【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年5月18日_記事番号:T00070617

裕隆日産の中国合弁、17年新車販売5%増へ【表】

 裕隆日産汽車の李振成総経理は17日、中国・東風汽車集団との合弁、東風日産乗用車の新車販売が好調で、今年の販売目標は前年比5%増の120万台と表明した。18日付中国時報などが伝えた。

/date/2017/05/18/02yulong_2.jpg

 東風日産の昨年の販売台数は114万4,000台。今年第1四半期は25万7,000台で前年同期比19.8%増だった。

 李総経理は、日産が中国事業を重視しており、生産委託も増えると予想した。裕隆日産が4割出資している広州風神汽車は年産能力75万台、風神襄陽は25万台で、生産拡大に応じられる。さらに日産車の受託生産が増えれば、台湾工場の利用も検討する。

 一方、裕隆集団の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は、中国合弁の東南汽車(SEM)が今年の新車販売台数15万台で過去最高を更新する見通しだ。

 裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)は中国での今年1~4月販売台数が前年同期比57.1%の大幅減となった。

 裕隆集団は中国市場全体の新車販売について、前年比4.9%増の2,940万台と予測した。