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バイオ医薬創新推進プラン、執行チームが始動【表】


ニュース 医薬 作成日:2017年5月18日_記事番号:T00070620

バイオ医薬創新推進プラン、執行チームが始動【表】

 陳良基科技部長は17日、蔡英文総統の選挙公約「5大産業創新(イノベーション)研究開発計画」の一つ、バイオ医薬産業の発展を目的とする「バイオ医薬産業創新推進プラン」について、蘇芳慶科技部政務次長を執行長とする執行チームを始動させると表明した。今後、同産業の重要拠点として開発が進められている新竹生物医学園区(新竹県竹北市)において入居企業に研究開発(R&D)サービスを提供し、発展をけん引する方針だ。18日付工商時報が報じた。

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 現在、新竹生物医学園区は既に入居企業で満杯となっているため、行政院は4月、20億台湾元(約70億円)以上の予算を投じて第2生技大楼(バイオテクノロジービル)を建設する計画を承認した。2年後に完成、60社の入居が可能となる見通しだ。

 陳科技部長は、「ベンチャー企業が製品開発の過程で、核磁気共鳴画像法(MRI)を数度使用するために実験室を運営するのは困難」と指摘。新竹生物医学園区の生医科技・産品研発中心(バイオ医療技術・製品研究開発センター)には実験室が5カ所設置されおり、政府が維持することで企業の経営リスクを引き下げていると述べた。実験室はベンチャー企業約70社が利用しているという。