ニュース 医薬 作成日:2017年5月18日_記事番号:T00070621
明基友達集団傘下の偏光板メーカー、明基材料(BenQマテリアルズ)の陳建志董事長はこのほど、今後はバイオ医療事業に注力し、2020年には同事業の利益を同社全体の50%に引き上げたいとの考えを示した。18日付工商時報が報じた。
明基材料は今年第1四半期、液晶パネルの需要が旺盛で偏光板価格が安定して推移したこと、および生産効率の向上や製品構成の最適化などが奏効し、同期粗利益率は前期比7.27ポイント上昇の14.92%、純利益も1億5,400万台湾元(約5億7,000万円)と予想を上回った。
しかし第2四半期は液晶パネル需要が下降しており、同社売上高も減少が予測される中、陳董事長はバイオ医療関連製品について「現段階で売上構成比は約10%と低いものの、毎年30~50%の大幅な成長を続けている」と好感。特にコンタクトレンズ事業では今年も継続してシンガポール、マレーシア、中国市場の開拓を進めるほか、下半期には使い捨てカラーコンタクトの新製品を発売すると語った。
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