ニュース 商業・サービス 作成日:2017年5月18日_記事番号:T00070624
食べ放題を売り物とする焼肉チェーン店「野宴」が客の食べ残しを別の客に提供していたことが元従業員の告発で明らかになった。18日付蘋果日報が系列週刊誌「壱週刊」を引用して伝えた。
台北市にある野宴は、万華桂林旗艦店と士林石牌店の2店だ(台北市政府衛生局リリースより)
報道を受け、台北市衛生局は関係者から事情を聞き、食べ残しの食材を提供していたことが事実と確認されれば、食品安全衛生管理法に基づき処分する構えだ。
同誌によると、野宴の万華桂林旗艦店(台北市万華区)の元従業員は「客の食べ残しを回収し、別の皿に盛り直して出すように会社側から指示されていた」などと証言した。
元従業員はまた、「おそらく腐敗が原因で肉が酸味を帯びた場合にも、客には『特殊な味付け』で『酸っぱいのが正常だ』などと説明していた」「衣料用洗剤を食器用洗剤として使用していた」などとも語った。
これに先立ち、市衛生局は今月初めに万華桂林旗艦店に対する立ち入り検査を実施し、食器類やサラダバーのファンが汚れている点など5つの問題点の改善を命じていた。
万華桂林旗艦店の平日ランチ料金は1人439台湾元(約1,600円)、ディナーと休日は539元にサービス料10%がかかる。
野宴の運営企業、虹宴餐飲は、「野宴日式炭火焼肉」などのブランドで台湾全土に35店舗を展開している。
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