ニュース 政治 作成日:2017年5月18日_記事番号:T00070630
台湾の対日窓口機関、亜東関係協会は17日、「台湾日本関係協会」へと正式に名称を変更し、台北市の事務所で看板の除幕式が行われた。セレモニーに出席した李大維外交部長は、名称に「台湾」が明示されたことに対し「歴史的な瞬間であり、台日関係が正しい方向に進んでいることを示す」と強調した。18日付自由時報が報じた。
台日関係協会の邱義仁会長は、亜東関係協会という名称は業務内容が不明確だったことからハワイ関連の事務を依頼する電話がかかってきたこともあったが、今後は分かりやすい名称となり、新たなスタートを切ることになると語った。
なお従来、日台双方の窓口機関は「一つの中国」を主張する中国と日本の外交関係に配慮し、名称から地名を排除していたが、昨年12月、日本の対台湾窓口機関が従来の「交流協会」から「日本台湾交流協会」に名称を変更。その際、中国から「強烈な不満」が示されたが、今回の台湾側機関の名称変更についても中国外交部の華春瑩報道官が「日台が共謀して関係のレベルアップを図った」と強く非難した。
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