ニュース 電子 作成日:2017年5月19日_記事番号:T00070637
19日付電子時報によると、中国のスマートフォンブランド、広東欧珀移動通信(OPPO)や維沃移動通信(vivo)は下半期に発売する新製品に聯発科技(メディアテック)の「Helio P30」を採用するようだ。
「Helio P30」のコストパフォーマンスの良さに加え、クアルコムが生産を委託するサムスン電子の14ナノメートル製造プロセスの生産能力に対する不安も、OPPOやvivoがクアルコムへの依存を望まない理由のようだ。
クアルコムは最近「スナップドラゴン630」「スナップドラゴン660」などミドルエンドスマホ向け新製品を投入し、中国のスマホブランドから一定の受注を獲得したとされる。中国の展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)の新製品も受注好調で、メディアテックが苦況に立たされていると伝えられていた。
OPPO・vivoからの受注観測が事実となれば、メディアテックは第3四半期売上高で前期比20%増が見込め、通年の市場シェアの大幅な低下を回避できる見通しだ。
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