ニュース 石油・化学 作成日:2017年5月19日_記事番号:T00070642
台湾電力(台電、TPC)の朱文成董事長は18日、台湾域内5カ所目となる液化天然ガス(LNG)の受け入れ基地を台中港に設置する計画を明らかにした。現在、経済部国営事業委員会(国営会)と協議しており、年内には計画案を提出する考えだ。19日付経済日報が報じた。
一方、楊偉甫経済部次長は第5LNG受け入れ基地の運営企業について、▽TPC▽台湾中油(CPC)▽TPCとCPCの共同──などの選択肢があり現在検討中と説明。台塑集団(台湾プラスチックグループ)に意欲があれば、麦寮港(雲林県)に自社で建設してもらう可能性もあると話した。
台湾には現在LNG受け入れ基地が2カ所あり、受け入れ能力は年1,400万トン。政府は2025年までに天然ガス火力発電の構成比率を50%まで引き上げる計画で、これに伴いLNGの受け入れ能力を25年時点で2,870万トンまで拡大する。
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