ニュース 石油・化学 作成日:2017年5月19日_記事番号:T00070643
衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA、食薬署)は18日、台所用洗剤に食品に使用できるほど毒性が低いという意味で「食品級」「無毒」という文字を表示することは誇大な表現に当たるとして、食品安全衛生管理法(食安法)に従い、最高400万台湾元(約1,470万円)の罰金を適用すると発表した。対象には食器用洗剤や野菜洗浄剤が含まれる。19日付聯合報が伝えた。
同部の担当者は「台所用洗剤は化学薬剤を合成したもので、完全に無毒であることはあり得ない」とし、「食品級」「無毒」という表現は不適切との認識を示した。
一方、台所用洗剤には現在「天然」「有機」という表示はできないが、業界の意見や海外の事例を参考にして、一定の条件を満たす場合には表示を認めることも決めた。
「天然」は人為的に加工していない天然材料を使用していること、「有機」は中央政府の農薬監督部門が認可した有機成分を使用していることが条件となる。その場合、商品には天然材料、有機材料の含有率を明示しなければならない。来年1月から表示が認められる見通しだ。
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