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華映のCRT事業、液晶モジュールに転換


ニュース 電子 作成日:2008年4月28日_記事番号:T00007065

華映のCRT事業、液晶モジュールに転換

 
 ブラウン管(CRT)産業の衰退を受け、中華映管(CPT)は傘下のCRT事業の転換を図っている。主要CRT工場である中国福建省の福州工場は、昨年から徐々に経営規模を縮小しており、今後従業員を液晶バックライトモジュールおよび中小型パネル用モジュール担当に振り向け、今年相次いで量産に入る。28日付工商時報が報じた。

 華映によると、福州工場は福華電子(フォワード・エレクトロニクス)と合弁でバックライトモジュール事業を展開しており、既に量産に入っているという。従業員の有効活用のほか、同地のバックライトモジュール不足解消も目的とする。同事業はまずモニター向け製品から開始しており、初期月産能力は約50万枚だ。

 華映は今年、中小型パネルの出荷枚数目標を1億枚以上としており、同製品の急速な成長に伴い、福州工場を中小型パネル用モジュールの生産拠点ともしたい考えで、5月から量産に入る構えだ。