ニュース 公益 作成日:2017年5月19日_記事番号:T00070651
カナダ上場のノースランド・パワーとシンガポールのユーシャン・エナジーは18日、台湾に設立した合弁会社「海龍風力」を通じ、彰化県の沖合いに洋上風力発電所2カ所を整備する計画を明らかにした。出力は1.2ギガワット(GW)、投資額は1,500億台湾元(約5,500億円)で、2023年の運転開始を見込む。19日付自由時報が伝えた。
ユーシャン・エナジーは、台湾での経験を韓国や日本に移植できるとみている(18日=中央社)
海龍風力は既に彰化県政府と投資意向書を取り交わし、3月から環境影響評価に着手している。環境影響評価を通過後、来年6月にも経済部能源局(エネルギー局)から設置許可が下りる見通しだ。財源は7割を内外金融機関からの借り入れで賄う。
計画責任者は「中国、日本、韓国も洋上風力発電の発展を目指しているが、台湾ほど法律が整備されていない。台湾はアジアで洋上風力発電の発展が最も速い国だ」と述べた。
外資が彰化県沖での風力発電に参入する動きは、デンマークの大手年金基金管理会社、コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)に続くものだ。
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