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友達光電、15億元でLED子会社設立


ニュース 電子 作成日:2008年4月28日_記事番号:T00007066

友達光電、15億元でLED子会社設立


 友達光電(AUO)の陳?彬執行長(CEO)は22日の業績説明会で、同社の発光ダイオード(LED)プロジェクト部門を独立させると表明したが、さっそく25日の董事会で、15億台湾元(約52億円)を投じてLED製造の子会社「隆達電子」の設立を決めた。これにより友達は今後、液晶ディスプレイ(TFT-LCD)用バックライトの安定供給を確保し、コストや技術面で優位に立ちたい考えだ。26日付蘋果日報が報じた。

 李焜耀同社董事長によると、現在テレビへのLEDバックライト導入コストは、従来型機種に比べまだまだ大きな開きがある。しかし、LEDは今後パネル用バックライトの主要技術となることが確実視されており、友達のLEDへの投資は、川上のエピタキシャルウエハから川下の封止・検査まで、バックライトモジュールの一貫生産に向けた長期計画をにらんだものだという。

 李董事長はまた、LEDのテレビへの大量使用が始まる前に、自給率を高めたいとの考えを示している。