ニュース その他製造 作成日:2017年5月22日_記事番号:T00070667
経済部統計処が19日発表した今年第1四半期の製造業生産額は、半導体と液晶パネルなど電子部品業がけん引し、3兆1,600億台湾元(約11兆8,000億円)で前年同期比11.35%増と、四半期ベースとしては2011年第2四半期以降で最高となった。20日付工商時報などが伝えた。
業種別では電子部品業が8,905億元。うち半導体は前年同期比19.86%の大幅増。液晶パネルも、強い需要のため33%増えた。同処の周于晶科長は「生産量の増大とともに、台湾製品のミドル~ハイエンドへの発展で単価も上昇した」と述べた。
また、化学材料業、ベースメタル業、石油・石炭製品業も伸び幅が2割を超えた。周科長は「国際原油価格の上昇と、国際鉄鋼価格の安定のため」と説明している。
自動車産業は934億元で前年同期比1.77%減。同処の王淑娟副処長は「中低価格の輸入車の攻勢で、台湾産車の競争力が影響を受けた」と語った。
周科長は第2四半期の見通しについて、プラス成長を維持するとの見通しを示した。
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