ニュース 電子 作成日:2017年5月23日_記事番号:T00070691
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)が22日発表した今年第1四半期のノートパソコンの世界市場での出荷台数報告によると、台湾勢は4位の華碩電脳(ASUS)が前期比17%減、前年同期比9.9%減の365万台で、上位6社の中で唯一、前年同期比で出荷台数が減少した。シェアは9.7%だった。23日付工商時報などが報じた。
トレンドフォースの王靖怡アナリストはASUSの出荷減について、第1四半期は部品コストの上昇や為替レート変動などマイナス要素に加え、既に販売店に出荷した製品にはコスト上昇を反映できない状況から、在庫整理を優先したためと分析した。
6位の宏碁(エイサー)の出荷台数は前期比12.7%減、前年同期比28.6%増の333万台で、前年同期比成長率は6社中最高となり、5位アップル(340万台)との差を縮めた。エイサーが力を入れるクロームブックは販売在庫が少ない上、販売店が今後の製品価格値上がりを予想して仕入れを拡大したことが好調な出荷につながった。
世界全体の出荷台数は3,781万台で前期比15.6%減。北米のビジネス市場と官公庁の買い替え需要が続いたことなどから前年同期比6.1%増となった。
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