ニュース 電子 作成日:2017年5月23日_記事番号:T00070694
市場観測によると、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)は、韓国の大手メーカーからアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルドライバICの金バンプ加工の大口受注を独占し、第2四半期に量産入り、下半期に生産量を拡大する。アップルの次期スマートフォン「iPhone8」にAMOLEDパネルドライバICを独占供給するサムスン電子からの受注とみられ、チップモスはiPhone8のサプライチェーン入りを果たしたとされている。同社は観測についてノーコメントとした。23日付工商時報が報じた。
このほか、アップルはiPhone8に3D(3次元)センサーを搭載するとみられており、チップモスは昨年3Dセンサー市場に参入した奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)と万全な供給体制を整えている。チップモスがハイマックスから受注するウエハーレベル光学(WLO)レンズ用チップの封止・検査は現在、同社の売上高に月6,000万台湾元(約2億2,000万円)しか貢献していないが、ハイエンドスマホに3Dセンサーが標準搭載されるに伴い、下半期にハイマックスの同チップ出荷が大幅に増え、チップモスの受注も増える見込みだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722