ニュース 建設 作成日:2017年5月23日_記事番号:T00070696
不動産仲介の東森房屋は、中国の上森置業にブランド使用権を付与する形で、江蘇省昆山市で中国1号店が営業を開始した。このほかカンボジアやマレーシアにも出店する予定で、王応傑董事長は「『華人世界の東森房屋』を目指す」と語った。23日付工商時報が報じた。
上森置業の林華成董事長によると、昆山市の平均住宅価格は1平方メートル当たり2万人民元(約32万円)で、購入者は同市民が30%、上海市民が40%、台商(海外で事業展開する台湾系企業)関係者が30%を占めるという。同市は過去2年、台商の流出が相次いでいるものの、住宅価格は上海の3分の1~4分の1で、上海虹橋国際空港まで高速鉄道で18分と利便性が高いことから、中古住宅を初めて購入する層に需要が見込めると指摘した。
林董事長は、今後3年で中国の直営店を10店まで拡大するほか、台湾で人材を募集したり、加盟店を開放する予定だと話した。加盟店は台湾で不動産仲介業の経験がある、中国人配偶者を持つなどを条件に、5年で100店を目指す。
林董事長は上森置業の創業者で、かつて東森房屋で働いたことがある台湾人だ。
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