ニュース 電子 作成日:2017年5月24日_記事番号:T00070718
24日付工商時報によると、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)はこのほど、ファンアウト型ウエハーレベルパッケージ(FOWLP)でドイツのインフィニオン・テクノロジーズから電源管理チップ向けの受注を獲得したもようだ。下半期に本格出荷を開始するとみられる。
昨年量産を開始したASEのFOWLP業務は、これまでにクアルコムと海信集団(ハイセンスグループ)から受注を獲得しており、今回、これに続く大型受注となるが、観測について同社はコメントを控えている。
なおファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、昨年第2四半期に集積ファンアウト型ウエハーレベルパッケージ(InFO-WLP)で量産を開始し、ハイエンド封止・検査市場の開拓を進めている。同市場におけるTSMCの影響力が強まる中、ASEは同年、FOWLP分野に大規模な設備投資を行い、既に生産能力を8インチウエハーで月産2万枚に拡大しているとされる。
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