ニュース 電子 作成日:2017年5月24日_記事番号:T00070719
鴻海精密工業は23日、今年度の株主向け経営報告書を発表し、その中で昨年買収したシャープについて、製造販売や研究開発(R&D)で協力し合うことによって数カ月で黒字転換に導いており、今後グループの成長にとって重要なパートナーになると指摘した。郭台銘(テリー・ゴウ)董事長の主導の下、シャープは中国を復活に向けた主戦場と位置付け、今年はテレビ、白物家電、スマートフォンに注力する方針で、きょう(24日)午後、北京で4年ぶりにスマホ新製品を発表するようだ。24日付蘋果日報などが報じた。
郭董事長は経営報告書の中で世界経済について、世界を主導する経済体が自らの発展だけを追求し、保護主義的傾向が強まっていると指摘した。鴻海は、最終製品を早く市場に届けられるよう、顧客の近くにいる必要があると説明。鴻海は戦略投資により、グローバルなサプライチェーン構築を進めると表明した。
インド工場増設か
インドメディア「デカンヘラルド」の報道によると、鴻海はインド・カルナータカ州のベンガルール(旧バンガロール)にアップルのスマホ「iPhone」工場を設置するもようだ。鴻海は23日、ノーコメントとした。
鴻海は2020年までにインドで10~12拠点を設置する方針だ。これまで4以上の州に工場を設置している。
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