ニュース その他製造 作成日:2017年5月24日_記事番号:T00070723
工業用紙大手、正隆(CLC)は23日、中国上海市の子会社、上海中隆紙業の操業を今年末に停止すると発表した。上海市の環境保護政策への対応を検討した結果、不採算となることが分かったためと説明している。上海中隆紙業で製造している紙器材料は、同社が中国で運営する他の12工場から供給を続ける。24日付経済日報などが伝えた。
同社によると、上海市政府が上海中隆紙業に対し、2017年末を期限に、熱電供給用ボイラーの燃料を石炭からクリーンエネルギーに転換するよう求めた。しかし試算したところ、コスト競争力が失われることが分かり、上海市政府に期限延期を求めたが同意を得られなかった。
上海中隆紙業の昨年の売上高は39億台湾元(約145億円)で、CLCグループ連結売上高の9.9%を占めた。正隆や他社に紙器材料を供給している。
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