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中美生医のメラノーマ新薬、米での臨床試験が認可


ニュース 医薬 作成日:2017年5月24日_記事番号:T00070725

中美生医のメラノーマ新薬、米での臨床試験が認可

 中美兄弟製薬傘下の中美生医科技(台南市)は23日、悪性黒色腫(メラノーマ)の治療に用いる「ベニバナボロギク抗がん植物新薬」について、米食品医薬品局(FDA)から第1相臨床試験の実施が認可されたと発表した。24日付工商時報が伝えた。

 同新薬は生物技術開発中心(生技中心、DCB)、中央研究院から技術移転を受けたもので、2023年時点で年間56億4,000万米ドルの市場規模が見込まれている。

 中美生医は現在、植物新薬の開発に注力している。ベニバナボロギク新薬は近く台湾でも衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)に臨床試験を申請する予定で、来年中に台湾、米国で臨床試験が始まるとみられる。21年に第3相臨床試験実施、24年に販売前審査開始を目指す。