ニュース その他製造 作成日:2017年5月24日_記事番号:T00070730
経済部統計処が23日発表した4月の工業生産指数は102.05ポイントで、前月比9.99%下落、前年同月比0.59%下落となり、9カ月ぶりに前年比でマイナス成長になった。工業生産指数の9割以上を占める製造業生産指数は前年同月比0.79%上昇を維持。しかし、同指数で約5%を占める電力・ガス供給業が30.46%の大幅下落となったことが響いた。24日経済日報が伝えた。
同処の王淑娟副処長は、電力・ガス供給業の指数大幅下落について「第1、第2原子力発電所の停止が響いた。石炭、天然ガス火力発電で代替しているが、指数計算では原発の割合が依然大きいため影響が出た」と説明した。王副処長はまた、エネルギー構成の変化に合わせて、来年に指数の構成要素の割合見直しに取り組む考えも示した。
製造業のうち電子部品業は前年同月比5.34%上昇。このうち半導体業が同10.97%上昇、液晶パネル業は同14.74%の上昇だった。
電子部品業以外では、コンピューター・電子製品・光学製品業が、ハードディスドライブやUSBドライブの一部重要部品の不足が原因で前年同月比19.93%下落。機械設備業は、大手メーカーの増産と自動化設備への需要拡大で同7.04%上昇。自動車および部品業は9.69%上昇した。化学材料業は石化プラントの年次保守点検により同3.49%下落。ベースメタル業は鉄鋼価格の安定によって4.38%上昇した。
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