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ELAN傘下の義明科技、3DイメージセンサーQ4量産


ニュース 電子 作成日:2017年5月25日_記事番号:T00070744

ELAN傘下の義明科技、3DイメージセンサーQ4量産

 タッチIC設計の義隆電子(ELANマイクロエレクトロニクス)傘下で、光学センサーの設計を手掛ける義明科技(エミネント・エレクトロニック・テクノロジー)の張鴻徳総経理は24日、人工知能(AI)を応用して新たに開発した「3D(3次元)イメージセンサー」を第4四半期から量産し、スマート家電市場に参入すると表明した。2018年にはブランドによる採用で急成長が見込まれるという。25日付経済日報が報じた。

 張総経理によると、同社が開発した3Dイメージセンサーはまずジェスチャー認識に利用される見込みで、主にスマート家電、自動車の全地球測位システム(GPS)および娯楽システムの制御用、バーチャルリアリティー(VR)用ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)向けに供給する予定だ。一方でスマートフォンやノートパソコン向けに顔認識用チップの開発も進めているという。

 市場調査会社によると、3Dイメージセンサーはジェスチャーや顔認識のほか、VRや拡張現実(AR)、自動運転車、ドローン(小型無人機)などへの応用が見込め、市場規模は22年に54億6,000万米ドルまで成長すると予測されている。