ニュース 電子 作成日:2017年5月25日_記事番号:T00070749
鴻海精密工業傘下の通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)は24日、今年末に鴻海による3C(コンピューター、通信、家電)製品の大型販売店、三創数位生活園区(台北市中正区)でプレ第5世代移動通信システム(5G)の体験イベントを実施する計画を明らかにした。25日付聯合報が報じた。
鴻海は昨年、インテルと5G推進の提携覚書(MOU)を締結。三創園区で双方の提携成果を披露する考えだ。
亜太電信の簡瑞銘・技術センターネットワーク計画処副総経理は、携帯電話で三創園区のアプリケーションを利用すれば、プレ5Gの高速環境下で施設の3D(3次元)ガイドを受けられると説明。画面上に映るテナントの3D映像やキャンペーン情報をクリックすると、アプリがその店まで案内してくれるという。
なお、行政院は電信管理法の規制緩和を進めており、今後は通信キャリアが取得する事業免許と周波数を切り離し、業者が周波数取得後に譲渡、リースしたりできるようにする方針だ。行政院関係者は、規制緩和により5Gサービスの運営コストが大幅に低下する見込みで、資金力のある大手通信キャリアのみが周波数入札に参加できる現状が改善され、スマートシティー、モノのインターネット(IoT)分野でのイノベーションを後押しできると説明した。
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