ＫＤＤＩの子会社、KKBOXグループは24日、動画、音楽コンテンツの製作チームに投資する新会社「科科農場（KKFARM）」を設立した。第１弾投資額は500万米ドル。現在は投資規模が数百万台湾元から1,000万元（約3,700万円）の案件７～８件を抱えている。25日付工商時報が報じた。
KKFARMの黄凱偉総裁は、同社の位置付けは文化クリエイティブ産業における投資顧問と説明。台湾、香港、中国、シンガポール、マレーシアなどの映像文化産業の人材に投資を行い、グループのリソースを生かしてコンテンツ製作チームの知的財産権取得を支援することで、文化・娯楽エコシステムの整備を進めると話した。
KKBOXグループは音楽配信プラットフォーム「KKBOX」と、動画配信プラットフォーム「ＫＫＴＶ」を展開している。
